未来は変えられるが受け入れられない人も多いという真実。

「過去は変えられないが、未来は変えられる」この言葉ですが、多くの発達障害者は受け入れられません。
何故でしょうか。それは、自己肯定感が低くて過去に受けた肉体的・精神的苦痛でトラウマを抱えており、それが元でフラッシュバックを起こすからです。とりわけ、周りから「自分を変えろ」と迫られていることが非常に多く、そのために人格を否定されたと感じる。ただですら自己肯定感が低いのに、それに追い打ちをかけるように人格否定や人格破壊をされたら、余計に事態を悪化させるのは当然の帰結と言って過言ではありません。つまり、言い方ひとつで時に逆効果になることも、発達障害者にはよくある事なのです。
未来を変えさせたいのならば、まずはマイナスに落ちている自己肯定感をゼロまで取り戻す支援を行い、そこから変えるメリットを理解させるといった手厚いプロセスが必要不可欠です。それ無くして、彼らが心を開くことなど絶対に有り得ないのです。とにかく、相手がどういう状況であるか、どのような経緯で今に至っているかを完全なまでに理解し、それに応じた支援をするのが鉄則であると断言いたします。画一を求める日本社会が、発達障害者の支援で世界レベル級に大きく遅れているのは、これらが出来ていないのが原因と言えます。

これは、「思っている」とか「感じている」とかいう生易しく甘ったるい事ではありません。断言しても言い過ぎない、むしろ言い足りない程の事なのです。これこそが「事実」であり「現実」であり「真実」「真理」なのです。良いとか悪いとかの問題ではなく、これ以外に語りようが無く、疑う余地の全く無い「黄金則」に他ならないのです。